2002年07月26日(当時53歳)
浅間山に続き草津白根山も火山性ガスの発生から山頂へは入山禁止となっており、浅間山と同じく、山頂とほとんど標高の変わらない遊歩道の最高地点を山頂代わりにしている。
探勝歩道最高点まで
湯釜展望台下の駐車場に車を置いて、本白根スキー場まで舗装道路を歩く、取掛かりの弓池は景観良いがそこから先は歩く価値のない道であり、本白根スキー場までは車でも入れる。
本白根スキー場から散策道が始まり、登り詰めると噴火口跡への下り道となる。 噴火口跡一帯にはコマクサが生い茂り、これだけ生えていると貴重な高山植物という感じがしなくなる。 もう一度登り直し、遊歩道最高地点で引き返す。 帰路は鏡池経由のコースを選ぶがこのコースが遠回りするだけの最低のコース。 鏡池も普通の池で大したことはない。
ぐるーっと遠回りして本白根スキー場に戻り、又、舗装路を歩いて駐車場に戻る。
湯釜見物
駐車場からは歩いて10分程の湯釜(噴火口)を見物しに行く。
写真で見た様な、なんとも言えない青い色をしており神秘的であった。
中国の桂林的(行ったことないけど)な ”弓池”の景観。
水の無い噴火口跡、帰りは対面の稜線を登る。
写真では判り難いが斜面全体に ”コマクサ”が群生していた。
飛び出そうとしているのとハイマツのマツボックリを
くわえている ”シロホシカラス”
特に何も無い ”遊歩道最高地点”(2,150m)に到着。
これで百名山ですか? 割り切れない気持ちになる。
最高地点から見た帰路の尾根道を見る。
展望台への階段がきつそうに見えた。
”コキンレイカ” あえてお花の写真を撮ろうとは思っていないが、
目に付いた綺麗なお花は写真を撮っておく。 ”コキンレイカ”
”ヒメシャジン”
群馬県吾妻郡草津町大字草津
'02年度の日本百名山遠征
帰りの駄賃として観光客で賑わう”湯釜”を見に行く。
道路からは100m程の距離なので手軽に行ける。
駐車場から歩いて10分にある為、観光客が多い。
昔はこれが沸騰していたから湯釜と言ったとか。(N氏談)
日本百名山を2日で5山登り、最終日の明日に登る予定の
四阿山に移動する。
(遊歩道最高地点 2,150mまで)
3枚の写真を繋げてパノラマ写真とする。
白根山は、標高2,161mの活火山で、山頂の火口湖が ”湯釜”で、
直径300m、水深30mで美しいエメラルドグリーンの火口湖を静かにたたえていた。
歩いて来た道を振り返り見る。 遊歩道的な穏やかな道だった。
くさつしらねさん
『日本百名山』 火山性有毒ガス発生で真の山頂には立入禁止となっていた。
深田久弥著の「日本百名山」から
この山の南方、約3kmに本白根山がある。こちらの方が十数m高いから、これを草津白根の本峰とみなすべきかも知れない。(略)本白根山の頂上はハイマツやコケモモの生茂っている高山帯で、まず何より、そこから見下ろした六里ヶ原の大観におどろく。
”湯釜”へは地震の発生により立入り禁止になる場合がある。
国道292号線沿いの白根レストハウスの駐車場に車を停める。
砂礫の斜面に群生していた ”コマクサ”。
3枚の写真の内、中央の写真。
3枚の写真の内、右側の写真。
”湯釜”見学。
2023年11月13日改定